FX武士道

自分の私利私欲のためでなく、誰かのために。そういう義理の人のためにFX武士道。一目均衡表で相場の見方を伝授!

転換線って?

一目均衡表ではベンチマーク的な役割を担うのは基準線ですが、その基準線に沿ってちょこまか動く線で転換線というのがあります。

基準線と転換線。これらの動き方が瞬間的に理解できることが一目均衡表の基本のキです。

一目均衡表でチャートを見るスキルを身につけると、チャートで売買を判断するもの全てに対応することが出来るようになります。たとえば株とかビットコインとか。

おそらくは、一目均衡表の右に出るテクニカルの指標は他に無いでしょう。天下無敵です。それが日本人の手で生まれたというのがまた誇らしいじゃないですか。

 

一目均衡表なら、もうそれだけで十分で、他の何とも組み合わせる必要がありません。一目均衡表だけで十分、売買を判断できます。

 

さて、下の画像は直近のドル円チャートです。 

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 紫色の基準線に沿って動いている緑の線が基準線です。

基準線は動きがゆるやかですが、転換線は基準線より動きが速いです。

転換線は当日を含む過去9日間の最高値と最安値の中間値で動いていきます。

 

ところで一目均衡表でレートを見ていると、とても不思議な感覚になることがよくあります。

レートが先に動いているんですが、一目均衡表に沿ってレートが動いているように感じることがよくあります。

これは一目均衡表の精度が非常に高いことを意味しています。

 

つまり一目均衡表で下落するサインが見て取れたら、まぁ十中八九レートは下落します。もちろんなにかの拍子に突然暴騰暴落があったりしますが、それでもたいがいレートは一目均衡表に沿って推移していくんですよね、不思議です。

これは時間足から日足、週足、月足で顕著ですが、分足に関してはレートに一目均衡表が追いつかないようです。ですから、スキャルピングトレードをスタイルにしたいと考えている人には一目均衡表はほとんど役に立たないかもしれませんね。

 

僕的にはスキャルピングトレードは非常な危険を伴うのでお勧めできません。

しかしFXとは別に毎日収入が100万円くらいずつ入ってくる人もあるでしょう。そういう人はもちろんスキャルピングでも全然問題ないんですけどね、そういう身分になってみたいもんです。

 

上の日足のドル円チャートでは転換線は基準線をした抜けました。

これは6月18日に下抜けたんですが、この瞬間にレートが好転から逆転したことを意味します。

 

日足の世界は結構な広さがあるので、こんごしばらくは、まぁ少なくとも今後半月ぐらいは下降トレンドになっていくんだろうなぁ、ということが分かるわけです。

ですからたとえば、この時点で買いポジションを握っていた場合すぐに手放して損切する必要があります。そうは言ってもそれはマイナス耐性の度合いにもよるので一概に何とも言えませんがね。

 

ドル円チャートの過去をみると2012年頃に75円まで下落したことがありました。

だから、まぁ最悪30円下落しても耐えられる資金量があれば、まぁ損切しなくても大丈夫でしょう。しかしそこまで資金が潤沢な人はそうそう居ないと思われるので損切した方が賢明ですよね。