一目均衡表を考えたのは日本人
自分が一目均衡表に出会ったのはFXを始めた2011年の頃でした。
FX会社はどこでもチャートを見るためのソフトを用意しています。そこにはローソク足だけでは売ったり買ったりするには心もとないこともあってか沢山のインジケーターを使えるようにしてあります。
そして、それをローソク足に連動させることが出来るようになっています。
沢山インジゲーターがあるのですが凄いかもしれない、と思ったのが一目均衡表でした。
ほとんどのインジケーターはネットで検索しても誰が作ったものなのか分かりませんでしたが一目均衡表とボリンジャーバンドはネットで調べるとすぐに分かったものです。
しかも、一目均衡表を考案したのはわが日本人ということで親近感があるじゃないですか。
一目均衡表(いちもくきんこうひょう)は、細田悟一先生が考案・開発したチャート分析法です。細田悟一先生は通称一目山人と称されていました。
現在ではほとんどの相場を見るソフトに「Ichimoku」あるいは「一目均衡表」のインジケーターとして実装されているため世界的に名が知られております。
僕はこれまでずっと一目均衡表しか使ってトレードしてませんが、これの考案者である細田悟一先生は天才かと思う。
普通に考えて、今の時代FXや株でトレードする人は沢山おります。しかしゼロからインジゲーターを作れる人はほとんどおりませんし、たとえ作れる人がいたとしても、その精度たるやお話にならないのが現状です。そう考えていくと、やっぱり天才だなぁ、となっちゃいます。
そういう人からこそ僕は影響を受けたいと思う。
★一目山人(細田悟一先生)
1898年(明治31年)山口県豊田町西市に生まれる。
1924年(大正13年)都新聞(現在の東京新聞)入社
1941年 東京新聞を退社
ペンネーム相模太郎で活躍、商況部長を務める。
戦後、ペンネームを一目山人(いちもくさんじん)とし
日本証券新聞などに不定期に記事を掲載。
1969年(昭和44年)一目均衡表第1巻を発刊
1981年まで計7冊を発表
1982年(昭和57年)没
一目山人というペンネームには「相場がひとめでわかる」という山人の自負心があらわれていると同時に、「いちもく先を読む」という意味がこめられています。
その一目山人が考え生み出したインジケーターが一目均衡表です。
一目均衡表はその名の通り、これによって相場を見るならば相場の状況が一目で把握でき、かつ一歩先の展開が自然と想像できるように出来ている。
個人的見解ですが、おそらくは一目均衡表の右に出るインジケーターはこの世に無いだろうし、今後も生まれないだろうと思います。